MacOSでhostsを編集する方法
更新日:2019/09/10
Macはhostsファイルを書き換えることで、ドメインの接続先IPアドレスを変更することができます。
今回は、一番手間がかからないMacでのhostsファイル編集方法と、変更内容を素早く反映させる方法をお伝えします。
ターミナルでhostsファイルを変更
Macでhostsファイルを編集する方法がいくつかあるが、大がかりな変更をするわけではないので、一番手っ取り早い方法をお伝えします。
まずはターミナルを開きます。
開き方は次のページをご覧ください。
■MacOSでターミナルを開く方法
開いた後
/etcディレクトリに移動
$ cd /etc
hostsファイルがあるか確認
$ ls hosts*
hosts hosts.equiv
念のためhostsファイルをバックアップ
$ sudo cp hosts hosts.backup
Password: <=パスワードを入力
バックアップできたか確認
$ ls hosts*
hosts hosts.backup hosts.equiv
viエディタを起動
$ sudo vi hosts
最終行に、IPアドレスとドメインを追加
##
# Host Database
#
# localhost is used to configure the loopback interface
# when the system is booting. Do not change this entry.
##
127.0.0.1 localhost
255.255.255.255 broadcasthost
::1 localhost
xxx.xxx.xx.xx xxxx.com <=追加
↑IPアドレス ↑ドメイン
viエディタの使い方
コマンドモード ... 起動直後のモード。文字編集はできない。
編集モード ... 文字編集を行うモード
【コマンドモード】
最終行へ ... Gキー
1行削除 ... dd
現在行の下に行を挿入し編集モードへ移行 ... oキー(小文字のオー)
カーソル位置から挿入し編集モードへ移行 ... iキー(小文字のアイ)
保存して終了 ... :wq
保存しないで終了 ... :q!
【編集モード】
編集モードから戻る ... ESCキー
今回の場合の編集手順
(1) Gキーで最終行へ
(2) oキーで一行挿入
(3) IPアドレスとドメインをキー入力
(4) ESCキーで編集終了
(5) :wqで、保存終了
DNSキャッシュをリセット
hostsファイル変更後、DNSキャッシュをリセットします。
通常、ドメインのIPアドレスを解決するために、ネームサーバーに問い合わせをおこないます。
その結果をキャッシュとして保存しておき、再問合せの無駄を省いています。
※ネームサーバーについての説明は、こちらをご覧ください。
■ネームサーバーとは何?ざっくり説明してみます
そのため、DNSキャッシュをリセット、つまり保存してある情報を削除する必要があります。
ターミナルで次のコマンドを入力してください。
$ sudo killall -HUP mDNSResponder
Google Chromeは独自にDNSをキャッシュしているようです。
Google Chromeで次のURLにアクセスして、「Clear host cache」を実行してください。
chrome://net-internals/#dns
更新日:2019/09/10
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