【ExcelVBA】VBE(VBエディタ)を有効にしてコード入力する方法
更新日:2023/12/01
ExcelでVBAを使ってアプリケーション開発を行うとき、最初につまづくのがコードの入力画面です。
この画面を表示できないと開発を始められないですね。
そこで今回は、Excelでコード入力する画面(VBE)の表示方法をお伝えします。
VBEとは
VBEは Microsoft Visual Basic for Applications Edtor(Visual Basic Editor)、つまり VBAのエディターです。
エクセルでVBAを使ったコード作成するには、このVBEを起動する必要があります。
VBEは、次のような画面です。
方法1:Alt+F11キーを押して起動する
まずは一番簡単なVBEの起動方法です。
Excelの画面上で、Altキーを押しながらF11キーを押します。
これで、VBEが起動してコード編集画面が表示されます。
開発タブから起動する
VBAを使用してアプリケーション開発を行うなら、エクセルの開発タブを有効にしておきましょう。
開発タブはVBEの表示だけでなく、フォームの作成やアドインの管理をおこなえます。
開発タブの有効化
- 『ファイルメニュー』を選択して、左側のメニューから『オプション』を選択します。
オプションは一番下(アカウントの次)にあります。 - オプション画面で『リボンのユーザー設定』を選択して、『開発』にチェックを入れます。
- 『OK』を押すと、開発タブが有効かされます。
VBEの起動
『開発メニュー』をクリックして、開発タブを表示します。
タブ内の『Visual Basic』をクリックします。
これで、VBEが起動してコード編集画面が表示されます。
注:複数ファイルの表示
VBEは開いているExcelファイルの全てを、ひとつの画面で管理します。
例えば五つのExcelファイルを開いていると、次の図のようにプロジェクトウィンドウに各Excelファイルに対応した五つのプロジェクトが表示されます。
作成したVBAコードはファイルごとに記憶されます。
目的と異なるExcelファイルのコードを編集していた、ということがよくあります。
どのExcelファイルを編集しているのかを確認しながらコード編集するようにしましょう。
可能なら、使用していないExcelファイルを閉じておく方がよいですね。
マクロでVBAコードを生成
Excelのマクロ機能で記憶したマクロは、VBAコードして記録されます。
このコードをVBEで確認してみます。
マクロの記録
次の操作をExcelシート上でおこないます。
- 開発タブの『マクロの記録』をクリックします。
- マクロ名等を入力する画面が表示されます。
今回は設定を変更せずに『OK』を押します。
- Excelのセルに文字を入力します。
- 開発タブの『記録終了』をクリックします。
作成されたVBAコードの確認
マクロを作成すると、VBEのプロジェクトウィンドウに標準モジュールが作成されます。
※既に作成されている場合は、作成されません。
『Module1』をダブルクリックすると、コード入力画面が表示されます。
Sub Macro1()
'
' Macro1 Macro
'
'
Range("A1").Select
ActiveCell.FormulaR1C1 = "hello!"
Range("A1").Select
End Sub
記録したマクロが、Subプロシージャで登録されています。
VBAでシート上の操作をするときは、一度マクロでコード作成したものを参考にするとよいですね。
更新日:2023/12/01
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