Excel VBAとは。どんな時に使うのか。
更新日:2023/12/01
Excelは表計算アプリケーションですが、VBAを使用することでより高度な処理をおこなうことができます。
Excel VBAとは何か。どんな時に使うのか。についてお伝えします。
Excel VBAとは
Excel VBAは、Excel上で動作するプログラミング言語です。
汎用的なプログラミング言語としてマイクロシフトが開発したVB(Visual Basic)がありました。
VBA(Visual Basic for Applications)は、VBをExcelなどのMicrosoft Office製品向けにアレンジしたプログラミング言語です。
計算式や関数との違い
Excelはセルに計算式や関数を入力できます。
この機能を使用することで、縦計横計などの集計や、平均値の割り出しなどの表計算を容易におこなえます。
VBAは次のような画面で、プログラミングコードを作成します。
この画面ではExcelシート上で入力できる計算式や関数だけでなく、シートの作成や削除、入力フォームのボタンを押したときの処理など、より多くの操作をおこなうことができます。
マクロとの違い
Excelには、シート上での操作を記憶するマクロ機能があります。
この機能は、一連の操作をVBAコードで記録しています。
VBAとマクロは内部的には同じものです。
VBAを使用すると、マクロ記憶をしなくても、マクロとして実行する処理を作成できます。
どんな時にVBAを使用するのか
ほとんど多くのケースでは、セルの計算式で十分です。
VBAの出る幕はありません。
ただ、少し不便だなと感じた部分がVBAの活躍する場面です。
幾つか例を挙げてみます。
- 毎日シートをコピーする
日報など、毎日既存のシートをコピーして名前を変更する操作を、ボタン一つでおこなえるようになると便利です。
- 複数シートの一括印刷
ブック内のシートを一つ一つ印刷するのは手間です。
一括で印刷できれば便利ですね。 - 入力内容の初期化
シートに入力されている内容を空白にする作業を、ボタン一つでおこなえるようになると便利です。
さらによく使う値をあらかじめセットしてくれると、もっと便利です。
VABを始める
VBAはプログラミング言語なので、難しいと感じるかもしれません。
そんな方は、まずはマクロでVBAコードを作成して、どのような処理をおこなっているのかを確認してみましょう。
もちろん、見ただけでは何をやっているのかわからないと思います。
ですが、一つ一つネットで調べていくうちに、自然と身についていきます。
まずは、エディターを表示してみましょう。
方法は、次のページを読んでみてください。
更新日:2023/12/01
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