【Node.js】 コマンドラインからの引数を取得する方法

Node.jsはブラウザ版のJavaScriptと異なり、コマンドラインから起動できる。
そうなると、起動時に引数を指定することもある。

そこでコマンドラインから引数を受け取る方法をお伝えします。

コマンドラインの引数は、processオブジェクトのargvプロパティに配列でセットされています。

ただしargvプロパティには、引数だけでなくコマンドライン全てがセットされています。

次のコードは、コマンドラインを要素別に分解してオブジェクトとして返す関数です。

const getCommand = () => (  {
        programName : process.argv.length > 0 ? process.argv[0] : null,
        scriptName : process.argv.length > 1 ? process.argv[1] : null,
        command : process.argv.filter( (e,i)=>i>1)
    });

引数：なし

返り値：オブジェクト

    オブジェクト{
        programName : インデックス[0] 実行プログラム名
        scriptName  :  インデックス[1]  スクリプト名
        command : インデックス2以降　コマンドライン引数の配列
    }

■実行例

console.log( getCommand() );

>node commandGet.js  a b 12345 "abcd"
{
  programName: 'node.exe',
  scriptName: 'commandGet.js',
  command: [ 'a', 'b', '12345', 'abcd' ]
}