【Node.js】 Windowsでアップデートできない困った時の対処法
更新日:2021/05/20
インストールした時は最新バージョンでも時とともに古くなっていく。
僕がNode.jsをインストールしたときのLTS版がv12だったのが、いつの間にかv14になっていた。
そこで既存のNode.jsをバージョンアップしてみます。
最新版をダウンロードしてインストール
他の人の記事でも解決策として紹介されていますが、公式ページから最新版をダウンロードして実行すると、インストーラーが既存のものと置き換えてくれます。
■Node.js公式ページ:https://nodejs.org/ja/
『Node.js® は、Chrome の V8 JavaScript エンジン で動作する JavaScript 環境です。』という非常にあいまいで、誤解を生む表現が気になります。
いろいろ言いたいですがぐっとこらえて、上部メニューのダウンロードをクリックしてダウンロードページに進むか、緑のダウンロードボタンを押してダウンロードしてください。
Node.jsのインストール方法なんて忘れたよ!という人は次のページを見てね。
【Node.js】 Windows10にインストールしてブラウザ表示するまでの要点メモ
■インストール前のバージョン確認
C:\Users\abcd>node -v
v12.16.3
■インストール前のバージョン確認
C:\Users\abcd>node -v
v14.17.0
v12からv14にアップデートできました。
インストーラーは何をしているのか
Node.jsのインストーラーは、次の4つの処理をおこなっています。
- Windowsのレジストリにインストーラー情報を登録
- インストール先フォルダの作成
- フォルダ内へNode.jsモジュールを展開
- 環境変数PATHの設定
Windowsのレジストリには次の情報が書き込まれます。
\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Node.js\Components DocumentationShortcuts REG_DWORD 1 EnvironmentPathNpmModules REG_DWORD 1 NodeStartMenuShortcuts REG_DWORD 1 \HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Node.js InstallPath REG_SZ C:\Program Files\nodejs\ ←インストール先フォルダ Version REG_SZ 14.17.0 ←インストールしたバージョン
以前と異なるインストール先フォルダを指定すると、上のInstallPathのフォルダ(以前のフォルダ)が削除されます。
また、環境変数PATHから以前のインストール先フォルダを削除し、新しいインストール先フォルダを追加するという処理もおこなっています。
つまりインストーラーを使用すると、複数のバージョンを同一のPCにインストールすることができません。
もし、どうしても複数のバージョンを使いわけたい時は、次のページを参考にしてみてください。
■【Node.js】 Windowsで複数のバージョンを管理する方法
更新日:2021/05/20
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説明するのって難しいですね。
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