【PHP】透過画像(PNG)を新規作成する方法
更新日:2023/08/25
PHPで透過画像を新規作成する方法を、GD関数とimagickクラスの簡単なコードでお伝えします。
GDでの透過画像作成
GDで透過画像を作成してファイルに保存するまでのコード例です。
<?php
// TrueColorイメージを新規作成
$image = imagecreatetruecolor(300, 100);
imagesavealpha($image, true);
$bgColor = imagecolorallocatealpha($image, 0, 0, 0, 127);
imagefill($image, 0, 0, $bgColor);
// 適当に描画
imagealphablending($image, true); // ※trueかfalseかで結果が変る
$red = imagecolorallocate($image, 255, 0, 0);
imagefilledrectangle($image, 20, 20, 280, 80, $red);
$white = imagecolorallocatealpha($image, 255, 255, 255,50);
imagefilledrectangle($image, 30, 30, 270, 70, $white);
// ファイル出力
imagepng($image , 'output.png' );
// 画像を破棄
imagedestroy($image);
imagecreatetruecolor()で画像を新規作成した後、imagesavealpha()でファイル出力時にアルファチャンネルを保存するかどうかのフラグを立てます。
あとは、imagecolorallocatealpha()で透過色を作成して描画していきます。
最後にimagepng()でPNG画像を出力します。
imagealphablending()は、第二引数がtrueかfalseかで描画結果が変わります。
■trueのとき
■falseのとき
詳しくは次のページを読んでみてください。
imagickでの透過画像作成
imagickで透過画像を作成してファイルに保存するまでのコード例です。
<?php
// Imagickで透過イメージを作成
$image = new Imagick();
$image->newImage(300, 100,'none');
$image->setImageFormat('png');
$draw = new ImagickDraw();
$draw->setFillColor('rgb(255, 0, 0)'); // 赤色指定
$draw->rectangle(20, 20, 280, 80);
$draw->setFillColor('rgb(255, 255, 255)'); // 白色指定
$draw->setFillOpacity( 0.4 ); // 透明度指定
$draw->rectangle(30, 30, 270, 70);
$image->drawImage($draw);
$draw->destroy();
// ファイル出力
$image->writeImage(__DIR__ . '/output.png');
// 画像を破棄
$image->destroy();
透過画像を新規作成するときは、newImage()の3つ目の引数に 'none' を指定します。
そして、setImageFormat('png') で出力時の画像フォーマットを png にセットします。
あとは、ImagickDrawクラスで描画していきます。
このコードを実行すると、次のような画像ファイルが作成されます。
更新日:2023/08/25
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こんにちはけーちゃんです。
説明するのって難しいですね。
「なんか言ってることおかしくない?」
たぶん、こんなご意見あると思います。
裏付けを取りながら記事を作成していますが、僕の勘違いだったり、そもそも情報源の内容が間違えていたりで、正確でないことが多いと思います。
そんなときは、ご意見もらえたら嬉しいです。
掲載コードについては事前に動作確認をしていますが、貼り付け後に体裁を整えるなどをした結果動作しないものになっていることがあります。
生暖かい視線でスルーするか、ご指摘ください。
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