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【ExcelVBA】AddChart2でシートにグラフを挿入する

更新日：2023/12/01

Excel VBAのAddChart2はシートに散布図や折れ線などのグラフを挿入するメソッドです。
シートに入力されているデータを元に、グラフを生成できます。

AddChart2の構文

AddChart2は Shapesオブジェクトのメソッドです。
構文は、次のようになっています。

Shapesオブジェクト.AddChart2(Style, XlChartType, Left, Top, Width, Height, NewLayout)

引数は省略可能です。
AddChart2呼び出し後に、対応するプロパティで設定できます。
（NewLayoutは不明）

■戻り値

追加されたShapeオブジェクトを返します。

AddChart2の使い方

AddChart2で追加したグラフは、グラフの元となる値を指定する必要があります。

グラフの元となる値は、AddChart2が返したShapeオブジェクトのChart.SetSourceDataメソッドで指定します。

Sub addChart2Sample()
    Dim graph As Shape
    
    ' 散布図を作成
    Set graph = Sheets("sheet1").Shapes.AddChart2(-1, _
                    xlXYScatter, 400, 100, 400, 400, True)
    
    ' 元となるデータを指定
    graph.Chart.SetSourceData Sheets("sheet1").Range("A3:B9")
End Sub

Chart.SetSourceDataの構文は、次のようになっています。

Chart.SetSourceData(Source, PlotBy)

• Source: Rangeオブジェクト
• PlotBy: 省略可能。
  xlColumns データの系列が行にある
  xlRows データの系列が列にある

AddChart2とAddChartの違い

AddChartメソッドはOffice2013より前のバージョンで使用されていたメソッドです。
現バージョンでも互換性を保つために使用できますが、非推奨となっています。

今後はAddChartを使用せずに、AddChart2でグラフを挿入します。

Styleの調べ方

グラフの種類毎に複数のスタイルが用意されていますが、Styleで使用できる値の公式資料がありません。
そこで、マクロの登録機能で確認します。

XlChartTypeの値

XlChartTypeは、次の定数または値を指定できます。

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