【JavaScript】 windowsでJSDocを使用する
更新日:2020/05/14
JSDocってコメントの書き方の一つだと思っていたのですが、コメントを元にhtmlで仕様書を作成できるんですね。
そこで僕のパソコン上に必要なものをインストールして、実際に仕様書を生成してみました。
ちなみに僕のパソコンはWindows10です。
Node.jsのインストール
JSDocの最新バージョンは 3.6.4で、Node.js上で動くようです。
そのためWindowsにNode.jsをインストールする必要があります。
幸いにも、以前インストールしてあったのでサクッと次にいくことができました。
まだインストールできてない人は、こちらを見てください。
参考:Windows10にNode.jsインストール・ブラウザ表示までの要点メモ
JSDocのインストール
Node.jsのインストールが終わったら、コマンドプロンプト開いて、次のコマンドを実行します。
c:\Users\kchan > npm install -g jsdoc
C:\Users\kchan\AppData\Roaming\npm\jsdoc -> C:\Users\kchan\AppData\Roaming\npm\node_modules\jsdoc\jsdoc.js
+ jsdoc@3.6.4
added 24 packages from 21 contributors in 2.943s
-gを使用すると、npmの共通フォルダにインストールされます。
そのため、どこで実行しても大丈夫です。
JSDocのテスト
今回はテスト用に、適当なJSDocを記述したJavaScriptファイルを二つ用意しました。
test1.js
/**
* 文字列を加工する関数
* @param {string} a
* @param {number} b
* @return {string} - f2()からリターン
*/
function f(a,b) {
return f2( { a: a , b : b } );
}
test2.js
/**
* オブジェクトから人物情報を生成する関数
* @param {object} obj 受け取ったオブジェクト
* @param {string} obj.a テキスト
* @param {string} obj.b 数値
* @return {object} res 生成した人物情報
* @return {string} res.name 名前
* @return {number} res.age 年齢
*/
function f2(obj) {
return {name:obj.a , age: obj.b};
}
jsdocを実行する前に、新規でフォルダを作成します。
c:\Users\kchan > mkdir test
jsdocを実行すると、現在のフォルダにoutという名前のフォルダを作成され、その中にhtmlなどのデータが生成されます。
作成したフォルダに移動して、jsdoc.cmdを実行します。
c:\Users\kchan > cd test
c:\Users\kchan > jsdoc.cmd C:\Users\kchan\js\フォルダ名
今回はフォルダを指定しましたが、ファイル名でも大丈夫です。
生成されたoutフォルダに移動して、index.htmlをブラウザ表示します。
c:\Users\kchan > cd out
c:\Users\kchan > index.html
地味ですが、TOPページが表示されます。
地味ですが、関数の情報が表示されます。
地味ですが、ソースが表示されます。
更新日:2020/05/14
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