FFFTPでサーバにミラーリングアップロードする方法
更新日:2019/08/18
クライアントPCで作成したWebサイトデータを、丸ごとサーバー(ホスト)に複製したいときは、FFFTPのミラーリングアップロードを使用します。
そこで今回は、FFFTPのミラーリングアップロードの使用方法を詳しくお伝えします。
ミラーリングアップロードの初期設定
ここで紹介する初期設定は必須作業ではありませんが、設定することで、少ない手順でミラーリングアップロードを完了することができます。
また、レンタルサーバーなどで一つのサーバーに複数のドメインを入れて運用しているときなどに、アップロード先の指定ミスなどを防ぐことができます。
ホストの設定
通常のFTP接続設定とは別に、ミラーリングアップロード専用の接続設定を作成します。
(1) FTPサーバーに接続している場合は、切断します。
(2) メニュー:ホスト一覧画面を開きます。
> で(3) 通常のFTP設定をすでに作成している場合は、コピーを押します。なお、FTP接続中はコピーボタンを押すことができないので、切断をしてださい。
(4) 既存の設定をコピーをした場合は設定変更ボタンを、それ以外は新規ホストボタンを押し、ホストの設定画面を開きます。
(5) 必要な項目を入力します。
1 ホストの設定名
いまやっている設定につける名前。
好きな名前でOK。
2 ホスト名(アドレス)
サーバーのアドレス。
xxxx.comのようなドメイン名や、123.123.12.12などのIPアドレスを指定する。
3 ユーザー名
サーバーにログインするユーザー名。
4 パスワード/パスフレーズ
サーバーにログインするユーザーのパスワード
5 ローカルの初期フォルダ
ミラーリングアップロード元になる、クライアントPC側のフォルダ。
直接入力するか、入力欄右側の ...をクリックして表示された画面から選択する。
6 ホストの初期フォルダ
ミラーリングアップロード先になる、サーバー側のフォルダ(ディレクトリ)。
FFFTPのサーバー側に表示されるフォルダ名と同じもの。
(6) OKを押して保存します。
グループの設定
こちらの作業も必須ではありませんが、設定することで管理がしやすくなります。
(1) FTPサーバーに接続している場合は、切断します。
(2) メニュー:
> でホスト一覧画面を開きます。(3) 設定変更ボタンを押すと、グループ名入力画面が表示されます。
(4) 好きなグループ名を入力して、OKを押します。
(5) 先に作成しておいたミラーリングアップロード用のFTP設定を選択し、↑または↓ボタンで、グループ内に移動します。
グループは、使いやすいように自由に作成してください。
ミラーリングアップロードの方法
サーバーに接続し、対象フォルダに移動
FTPサーバーに接続して、ミラーリングアップロード元になるローカルフォルダと、アップロード先のホストディレクトリに移動します。
ミラーリングアップロード専用の接続設定を行っている場合は、接続するだけで自動的に移動します。
ミラーリングアップロードの実行
(1) メニュー:ミラーリングアップロード画面を開きます。
> で(2) 処理内容表示を押し、転送されるファイルや削除されるファイルを確認します。
(3) 転送したくない、削除したくないファイルがある場合は、一覧から削除を押して処理内容から外します。
(4) 実行を押して、ミラーリングアップロードを開始します。
(5) 転送するファイルが多い場合、次のような画面が出て途中で処理が止まることがあります。
後で上書きを選択し、以降全てを押して続行します。
更新日:2019/08/18
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