ファイル操作

【VBA】ファイル操作FileSystemObjectの使い方と一覧

更新日：2024/02/17

ファイル操作を行うFileSystemObjectオブジェクトの使い方とプロパティとメソッドの一覧をまとめてみました。

FileSystemObjectオブジェクトとは

FileSystemObjectは、外部ライブラリのWindows Script Runtimeに含まれているオブジェクトです。
VBAで用意されているOpenやMkDir、Nameなどのファイル操作ステートメント等よりも柔軟なファイル操作を行えます。

ただし、Windows以外のOSでは使用できません。

FileSystemObjectオブジェクトの取得

FileSystemObjectの機能を使用するときは、まずはFileSystemObjectオブジェクトを取得する必要があります。
方法はVBEで参照設定する方法と、CreateObject関数を使用する方法の２つあります。

方法1:参照設定をする

方法の1つめは、VBエディタでFileSystemObjectオブジェクトへの参照設定を行う方法です。
参照設定を行うとメソッド名などの入力候補が表示されることでスぺルミスを防ぐことができるので、おススメです。

VBエディターのツールメニューから、参照設定を選択します。
参照設定画面で『Microsoft Scriptiong Runtime』にチェックを入れ、『OK』を押します。

参照設定出来たら、As NewでFileSystemObjectオブジェクトを取得します。

Sub fileExistsSample()
    ' FileSystemObjectの取得
    Dim fso As New Scripting.FileSystemObject

    ・・・fsoを使用したコード

    Set fso = Nothing
End Sub

方法2:CreateObject関数を使用

CreateObject関数に文字列"Scripting.FileSystemObject"を渡すことで、FileSystemObjectオブジェクトを取得できます。

Sub fileExistsSample()
    ' FileSystemObjectの取得
    Dim fso As Object
    Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")

    ・・・fsoを使用したコード

    Set fso = Nothing
End Sub

この方法は入力候補が表示されません。
スペルミスをしないように慎重に入力する必要があります。

プロパティ一覧

FileSystemObjectは、プロパティを一つ持っています。

メソッド一覧

関連記事

スポンサーリンク

記事の内容について

こんにちはけーちゃんです。
説明するのって難しいですね。

「なんか言ってることおかしくない？」
たぶん、こんなご意見あると思います。

裏付けを取りながら記事を作成していますが、僕の勘違いだったり、そもそも情報源の内容が間違えていたりで、正確でないことが多いと思います。
そんなときは、ご意見もらえたら嬉しいです。

掲載コードについては事前に動作確認をしていますが、貼り付け後に体裁を整えるなどをした結果動作しないものになっていることがあります。
生暖かい視線でスルーするか、ご指摘ください。

ご意見、ご指摘はこちら。
https://note.affi-sapo-sv.com/info.php

 

このサイトは、リンクフリーです。大歓迎です。