Windows10でPathなどの環境変数を設定する
更新日:2019/08/24
DOSの頃は非常に慣れ親しんでいた環境変数ですが、Windowsになってからほとんど意識することがなくなりました。
しかし環境変数が壊れているため、アプリが動かないということが時々あります。
そこで今回は、Windows10での環境変数の設定方法を調べてみました。
環境変数設定画面を開く
Windows10の環境変数は、環境変数設定画面で設定します。
次の手順で表示します。
(1) [Windowsキー]を押しながら[Pause]キーを押して、「コンピューターの基本的な情報の表示」画面を表示します。
Pauseキーがないキーボードの場合
1.[Windowsキー]を押しながら[E]キーを押して、Windows10標準のエクスプローラーを起動します。
2.PC上でメニューを開き、プロパティを表示します。
(2) コンピューターの基本的な情報の表示画面で、システムの詳細設定をクリックし、「システムのプロパティ」画面を表示します。
(3) 環境変数を押し、「環境変数」画面を表示します。
環境変数を設定する
環境変数設定画面は、上下に分かれています。
上部:ユーザー独自の環境変数
下部:システム全体(全てのユーザー)の環境変数
コマンドプロンプトで環境変数を表示すると、この二つが組み合わさって表示されます。
例:赤がシステム、青がユーザーの環境変数。
C:\Users\aaa>set path
Path=C:\Program Files (x86)\Common Files\Oracle\Java\javapath;C:\ProgramData\Oracle
\Java\javapath;C:\WINDOWS\system32;C:\WINDOWS;C:\WINDOWS\System32\Wbem;C:\Program F
iles\Common Files\Intel\WirelessCommon\;C:\Users\aaaa\AppData\Local\Microsoft\WindowsApps;C:\Users\aaaa\AppData\Roaming\Composer\vendor\bin
環境変数は、変数名と変数値を指定します。
システム用、ユーザー用それぞれに新規、編集、削除ボタンがあるので、目的に合わせて操作してください。
Pathのみ順番がある
環境変数の編集は、Pathのみ画面が異なっています。
検索するパスを一行ずつ設定します。
またパスは上から順番に検索されるので、複数のフォルダに同じ実行ファイルが格納されている場合は、順番に注意しましょう。
同じようなページを書いていました
更新日:2019/08/24
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